「こんばんは。こんな時間にどうしたんですか?」
「いや、雪が降ってたから。外に出てみようかなって思ってさ。」
「そうですか。わたしもです…。」


「寒いから缶コーヒー一本ね?」
 <選択肢>
 1.おごる
 2.おごらない


「コーヒー飲みながらの雪見も、きっといいよ。
 寒いから、自販機、一緒に行こ?」

返事を待たずに歩き出すんですね、この後。
主人公くん(多分)が、溜息をついて追おうとした、その瞬間……


彼女は自動販売機に食べられてしまいました


「ふ、ざ、け、る、なっ!!!!」
怒り狂った主人公君の攻撃!
会心の一撃!!
怪人ジ・ハーンに300のダメージ!!


攻撃後距離をとる主人公。
そして自販機の背後より彼女登場。

『?』
「?!!」


「んな、馬鹿なこと……」

信じられるわけもない。
先ほど、彼女が話した真実。いくら自動販売機が魔物となる世界であっても、こればかりは。

――私、実は……。

……缶コーヒーの精、だったとは。


<参加者>
夜爪・鵺月・真灯 与一様・ひゃく様

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